最近よく耳にする、再エネって何だろう?

再エネ(再生可能エネルギー)とは、太陽光水力風力地熱バイオマスなど、自然界に常に存在するエネルギーのこと。石油や石炭、天然ガスといった有限な資源である化石エネルギーとは違い、「枯渇しない」「どこにでも存在する」「CO2を排出しない(増加させない)ため、地球温暖化を抑える」という大きな特長があります。

地熱発電
水力発電
バイオマス発電
太陽光発電
風力発電
地熱発電
水力発電
バイオマス発電
太陽光発電
風力発電

なんと!2030年までに再エネの割合が2倍に!

経済産業省は、2030年の電源構成(エネルギーミックス)について、
再生可能エネルギーの割合を現在の2倍以上に増やし、
東日本大震災前に約3割だった原子力の依存度を
下げる基本方針を発表しています。

2030年の電源構成案
再生エネ【イメージ】

再エネの中でも、ますます注目を集めているのが風力発電!

自然の風を活かし、電気をクリーンにつくり出す風力発電は、世界各国で導入がすすめられています。最も早く普及が進んだヨーロッパでは、総発電電力量の内、ドイツは8.9%、イギリスは6.0%、さらにスペインではなんと20.0%が風力発電。まさに暮らしを支えるエネルギーの柱となっています。

知ってた?日本でも風力発電の導入が進んでいます。

■風力発電所の分布状況

私たちが暮らす日本でも実は、どんどん風力発電が導入されています。発電量は、平成27年1月までに約270万kWに達し、2030年には総発電電力量の割合で、現在の3倍超※を目標としています。

実は、山口県は日本の風力発電をけん引する存在なんです!

風況の良い山口県内では、下関市、長門市、平生町で計55基の大型風力による発電事業が行なわれており、
発電出力の合計は約11万kW。その量はなんと全国第9位となります。

■山口県内の大型風力発電施設
全国第9位

2020年には、再生エネルギーの区分で、太陽光発電に次ぐ発電量を目指しています。

■山口県の再生可能エネルギー導入目標

将来の山口県の電力社会を担う、下関市安岡沖洋上風力発電プロジェクト

年間を通して安定した風が確保できる安岡沖は、水深も浅く、洋上風力発電に適した場所。現在、総出力数6万kWの風車を設置する、県内最大規模の風力発電プロジェクトが進められています。
安岡沖が、未来の暮らしを支えるエネル
ギー供給のリーダーになるかも?

■計画予定範囲
※現時点での想定を基にしたCG

下関から日本の、そして地球の未来を考えたプロジェクトなんです!

約40,000世帯の1年間の電力量をまかなえる!※1
年間約36,500kLの原油が節約できる!※2
50年杉525万本分相当のCO2を削減できる!※3

※1 設備利用率を30%、稼働率を90%、一般家庭の年間消費電力量を3600kWhと想定。
※2 同等の発電量を火力発電所で発電。単位発熱量9.97GJ/千kWh、原油換算係数0.0258kL/GJとした場合。
※3 発電により排出されるCO2量(電力会社9社平均の排出原単位)552g-CO2/kWh、風力発電機のライフサイクルCO2排出量 34g-CO2/kWhとした場合。

なんと、もう日本ではどんどん洋上風力発電が進んでいます!

稚内港内 想定発電量1万kW
石狩湾新港内 想定発電量8万kW
 能代港、秋田港周辺 想定発電量60万kW(港内及び港湾外)
むつ小川原港内 想定発電量8万kW
酒田港内 想定発電量1.2万kW〜1.5万kW
福島沖(浮体式)
村上市岩船沖周辺(港湾外) 想定発電量22万kW
銚子沖(着床式)
鹿島港内 想定発電量25万kW
北九州沖(着床式)
下関市安岡沖(港湾外) 想定発電量6万kW
北九州港周辺 想定発電量70万kW
長崎県五島(浮体式)
完成済/計画中

※出典:資源エネルギー庁「風力発電の導入状況について」むつ小川原港洋上風力開発株式会社HP村上市HP、山形県HP、北九州市HP

なんと、もう日本ではどんどん洋上風力発電が進んでいます!

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